このラインナップはMotherの街の名前と一致する(アメリカにある祝日がベースなので当然ではあるが)
物語としてのクリスマスキャロル
強欲な守銭奴『スクルージ』がクリスマスの夜に
・過去
・現在
・未来
の3人の精霊に説教(物理)をされて改心する話(要約
過去の精霊
眩く輝く頭部に蝋燭の火消し蓋のような帽子を持った幼く見えながらも老成した表情をした精霊
とんがり帽子をかぶった子供に例えられることもあれば,ぶかぶかの服を着た浮浪者とも例えられる.
現在の精霊
巨体にヒイラギの冠を載せローブを纏い燃え盛る松明を持つ精霊
松明ではなくモミの木を切る斧や杖(ワンド)を持っているとも例えられることも
未来の精霊
漆黒のマントで全身を覆い白骨のような青白い手,幽霊のような顔の輪郭だけが見える精霊
どの媒体でも共通しているのは,万物が避けることのできない『未来=死』の概念をキャラクターにした存在という点
もしかすると,Deltaruneは『スージーのための物語』であると同時に,
目的に取りつかれた『キャロル(とディセ?)を改心させるための物語』なのかもしれない…?
クトゥルフとクリスマスキャロル
クトゥルフ神話のシリーズにはクリスマスキャロルの替え歌に『旧支配者のキャロル』というものがある.
歌詞が筆者によってばらつきがあるが大体下記の感じ
【歌詞】(意訳)
天仰げ 空高く 今宵 星が再臨す
目覚めの時 主よ 封印は すでになく
主は戻り 人は知る 新しき 恐れを
真の名を 主は示し 闇を望む
無知なる人から 主は取り戻す
大地が破滅する 必定の時が今
至上の星辰と 至高の恐怖よ
遍く 全てより 海からも 空からも
主は戻り 人は知る 新しき 恐れを
天仰げ 空高く 今宵 星が再臨す
永劫は 終わり 我らの主 目覚る
狂気 恐怖 苦痛 悲嘆 終わりのない災禍
無知なる人から 主は取り戻す
大地が破滅する 必定の時が今
至上の星辰と 至高の恐怖よ
遍く 全てより 海からも 空からも
主は戻る 人は知る 新しき 恐れを
https://lyricstranslate.com/ja/carol-old-ones-%E6%97%A7%E6%94%AF%E9%85%8D%E8%80%85%E3%81%AE%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AD%E3%83%AB.html
旧支配者とはクトゥルフでいうところの邪悪な神の最上位の存在
外の世界から現世を作成し管理するクリエイターとも言える
その中でも強大な旧支配者は『外なる神』とよばれ通常の邪神とは区別されている
外なる神の中で最も強力な存在の名は『アザトース』
覚めることのない夢を見続け,その夢が現実を作り続けている
アザトースの目覚めはすなわち世界の終わりである
https://w.atwiki.jp/cthulhu/pages/61.html
旧支配者は『Lady of the Shard』のメインテーマでもある
闇の剣の欠片を手にし,旧支配者である闇の神に恋をしてしまう崇拝者の娘の純粋かつ悲劇的な物語
その恋が最終的に古い世界の破滅を齎す『Nameless(名前が存在しないため便宜上の呼び名)』を産み出してしまう